チャートタイプ

紹介

チャートは情報の視覚的な表示です。Aspose.Cells for Python via .NETは、Microsoft Excelと同様に、開発者がチャートで情報を可視化できるようにします。チャートで情報を提示することは、意思決定者にとって迅速かつ適時な判断を下すのに役立ちます。生データよりも比較、パターン、トレンドを素早く確認できるためです。スプレッドシートのデータを基にランタイムでチャートを作成することは、Aspose.Cellsの最も強力な機能の一つです。

チャートタイプ

Aspose.Cells for Python via .NETは、Microsoft Excelでサポートされているほぼすべてのチャートタイプをサポートしています。チャートは大きく二つのカテゴリーに分かれています：

  • 標準タイプ
  • カスタムタイプ

標準タイプ

標準のチャートは通常、標準の書式設定で使用されるチャートです:

  • Column
  • Bar
  • Line
  • Pie
  • Scatter
  • Area
  • Doughnut
  • Radar
  • Funnel
  • Surface 3D
  • Bubble
  • Stock
  • Cylinder
  • Cone
  • Pyramid
  • Treemap
  • Sunburst
  • Histogram
  • Box and Whisker
  • Waterfall
    各標準のチャートタイプについては、以下で詳しく説明します。

列チャート

列チャートは縦棒（列と呼ばれる）を使用して1つまたは複数のデータアイテムの異なる値を表示します。列チャートは、異なるカテゴリ間での値の比較を表示するために主に使用されます。予算分析を行う際など、アイテムの値の時間との変動を示すのに最適です。

Aspose.Cells for Python via .NETでサポートされている柱状グラフは以下のとおりです：

  • Clustered column chart
  • Stacked column chart
  • 100% stacked column chart
  • 3D clustered column chart
  • 3D stacked column chart
  • 3D 100% stacked column chart
  • 3D column chart

棒チャート

棒グラフは列チャートとほぼ同じタイプです。違いは、縦の棒の代わりに水平の棒を使用することです。

Aspose.Cells for Python via .NETでサポートされている棒グラフは以下のとおりです：

  • Clustered bar chart
  • Stacked bar chart
  • 100% stacked bar chart
  • 3D clustered bar chart
  • 3D stacked bar chart
  • 3D 100% stacked bar chart

折れ線チャート

折れ線チャートは線を使用して情報を表示します。これらのチャートは、時間の経過に伴う時系列の傾向を示すのに非常に役立ちます。1つ以上の項目の値が時間とともに変動することを示すためによく使用されます。

Aspose.Cells for Python via .NETでサポートされている折れ線グラフは以下のとおりです：

  • Simple line chart
  • Stacked line chart
  • 100% stacked line chart
  • Line chart with data markers
  • Stacked line chart with data markers
  • 100% stacked line chart with data markers
  • 3D line chart

円グラフ

円グラフは、全体の異なる部分や合計の割合を表す場合に主に使用されます。

Aspose.Cells for Python via .NETでサポートされている円グラフは以下のとおりです：

  • Simple pie chart
  • 3D pie chart
  • Pie of pie chart
  • Exploded pie chart
  • 3D exploded pie chart
  • Bar of pie chart

散布図

散布図は主に統計に使用され、関連する2つの数量的または数値データのセットを視覚的に表示および比較するために使用されます。それぞれが水平（“X”）および垂直（“Y”）軸上の座標を持つ有限の点のみを表示します。

Aspose.Cells for Python via .NETでサポートされている散布図は以下のとおりです：

  • Simple scatter chart
  • Scatter chart connected by curves, with data markers
  • Scatter chart connected by curves, without data markers
  • Scatter chart connected by lines, with data markers
  • Scatter chart connected by lines, without data markers

面積グラフ

面積グラフは、各エリアにソリッドカラーやパターンを付けて、チャートされた情報の関係を強調するための折れ線グラフの一種です。

Aspose.Cells for Python via .NETでサポートされているエリアチャートは以下のとおりです：

  • Simple area chart
  • Stacked area chart
  • 100% stacked area chart
  • 3D area chart
  • 3D stacked area chart
  • 3D 100% stacked area chart

ドーナツグラフ

ドーナツグラフは円グラフに似ており、データの割合が全体にどのように寄与するかを示すために主に使用されます。

以下のドーナツチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています：

  • Simple doughnut chart
  • Exploded doughnut chart

レーダーグラフ

複数の軸があり、データをプロットできるレーダーグラフは、1つのアイテムに関連する複数の異なる要因を見たいときに最も役立ちます。

以下のレーダーチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています：

  • Simple radar chart
  • Radar chart with data markers
  • Filled radar chart

ファネルチャート

ファネルチャートは、プロセスの複数の段階での値を示します。たとえば、ファネルチャートを使用して、営業パイプラインの各段階での営業見込み顧客数を示すことができます。通常、値は徐々に減少し、バーはファネルのように見えるようになります。

ファネルチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています。

サーフェス3Dグラフ

他の3Dグラフと同様に、サーフェス3DグラフもX軸、Y軸、Z軸に基づいています。これらのグラフは、“X"および"Y"に応じて"Z"変数の変動を表示するのに役立ちます。

以下のサーフェス3Dチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています：

  • 3D surface chart
  • Wireframe 3D surface chart
  • Surface contour chart
  • Wireframe contour chart

バブルチャート

バブルチャートは、データポイントがバブルに置き換えられる散布図の変形です。バブルチャートは、各々が値のセットを含む3つのデータ系列を持つデータの代わりに使用できます。バブルチャートは主に財務データを表示するために使用されます。

以下のバブルチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています：

  • Simple bubble chart
  • 3D bubble chart

ストックチャート

ストックチャートは主に株価データに使用されますが、科学データにも使用できます。

以下の株価チャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています：

  • High-low-close stock chart
  • Open-high-low-close stock chart
  • Volume-high-low-close stock chart
  • Volume-open-high-low-close stock chart

シリンダーチャート

これらのチャートタイプは、カラム、棒、3Dカラムチャートに劇的な効果を与えるためにシリンダーデータマーカーを使用します。

以下のシリンダーチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています：

  • Simple cylinder chart
  • Stacked cylinder chart
  • 100%積み上げシリンダーチャート
  • Cylindrical bar chart
  • Stacked cylindrical bar chart
  • 100% stacked cylindrical bar chart
  • 3D cylindrical column chart

コーンチャート

これらのチャートタイプは、カラム、棒、3Dカラムチャートに劇的な効果を与えるためにコーンデータマーカーを使用します。

以下のコーンチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています：

  • Simple cone chart
  • Stacked cone chart
  • 100% stacked cone chart
  • Conical bar chart
  • Stacked conical bar chart
  • 100% stacked conical bar chart
  • 3D conical column chart

ピラミッドチャート

これらのチャートタイプは、カラム、棒、3Dカラムチャートに劇的な効果を与えるためにピラミッドデータマーカーを使用します。

以下のピラミッドチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています：

  • Simple pyramid chart
  • Stacked pyramid chart
  • 100% stacked pyramid chart
  • Pyramid bar chart
  • Stacked pyramid bar chart
  • 100% stacked pyramid bar chart
  • 3D pyramid column chart

ツリーマップチャート

ツリーマップチャートは、データを階層ビューで表し、店舗の売れ筋商品などのパターンを簡単に把握できます。ツリーのブランチは長方形で表され、各サブブランチは小さな長方形として表示されます。ツリーマップチャートは、色と近接性でカテゴリを表示し、他のチャートタイプでは難しい大量のデータを簡単に表示できます。

ツリーマップチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています。

サンバーストチャート

サンバーストチャートは、階層データを表示するのに最適です。階層の各レベルは、内側の円を1つのリングまたは円で表します。階層データがない（1つのカテゴリのみの場合）サンバーストチャートは、ドーナツチャートに似ています。ただし、複数レベルのカテゴリを持つサンバーストチャートは、外側のリングが内側のリングとどのように関連しているかを示します。サンバーストチャートは、1つのリングがその構成要素にどのように分割されるかを示すのに最も効果的です。一方、他の種類の階層チャートであるツリーマップチャートは相対サイズを比較するのに最適です。

サンバーストチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています。

ヒストグラムチャート

ヒストグラムは、頻度データを示す列グラフです。

以下のレーダーチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています：

  • Histogram chart
  • Pareto chart

箱ひげ図チャート

箱ひげ図チャートはデータを四分位数に分布として示し、平均値と外れ値を強調します。箱には「ひげ」と呼ばれる垂直に伸びる線が表示されることがあります。これらの線は四分位数の外の変動性を示し、これらの線またはひげの外側の点は外れ値と見なされます。

ボックス・アンド・ウィスカーチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています。

ウォーターフォールチャート

ウォーターフォールチャートは、値が追加または減算されるたびに累積合計を示します。初期値（たとえば、純利益）が一連の正の値と負の値によってどのように影響を受けるかを理解するのに役立ちます。

ウォーターフォールチャートは Aspose.Cells for Python via .NET でサポートされています。

カスタムチャートタイプ

カスタムチャートを使用すると、他のチャートに適用できるカスタムフォーマットを持つチャートを作成できます。ここでは標準チャートのみを説明しました。カスタムチャートの詳細については、カスタムチャートの作成に関する記事をお読みください。

チャートのデータソースを設定